家を買うタイミングはいつ?住宅購入時期の考え方
家を買うタイミングはいつ?住宅購入時期の考え方
仲介手数料無料横浜、リブラン代表の大野です。
今回は、「家を買うタイミングはいつ?住宅購入時期の考え方」についてご紹介いたします。
人生で一番大きな買い物は、「マイホーム」ではないでしょうか。
家族で快適に過ごせる家を購入したいが、高額な買い物であるだけに、
なかなか決断できないという方も少なくありません。
家をいつ買えば良いのかは誰もが知りたいところです。
そこで今回は家を買う前に確認しておきたいこと、そして家を買う際の適切な年収・年齢の
2つの面から住宅購入のベストタイミングを考えます。
「お金のシミュレーション」をする
住宅購入の際には、まず「頭金」を支払い、残りはローンを組んで返済するパターンが
一般的です。頭金が多いほどローン金額は少なくなり、返済は楽になります。
家を購入するときは、「家の貯蓄額がどれくらいあり、住宅購入の頭金にどれほど充当できるのか」
「毎月の返済限度額」「ローンの返済期間」を事前にチェックすることが大切です。
住宅購入の前にお金のシミュレーションをして、無理のない購入計画を立てましょう。
「ライフプラン」を考慮する
購入シミュレーションをする際、ぜひ考えておきたいことが「ライフプラン」です。
家族の人数や子供の教育費用から、自分が何歳になったらどれくらいのお金を必要とするのか
考えます。
住宅ローンを組んだ場合、長期間にわたって毎月一定額を支払い続けるため、
「現在ローンを払えるか」だけでなく、今後のライフプランを見通した上で
将来の支払いに無理が生じないかを考えることが重要です。
「年収」から購入時期を考える
家を買う際に気になる点として「どのくらいの年収があれば、気になる物件を購入できるか」
「自分の年収ではどの程度の物件を購入できるか」があります。
一般的には年収の5倍程度までの家が望ましいといわれていますが、あくまで目安に過ぎません。
頭金に充当する自己資金の金額や住宅ローン金利などを考えながら毎月の返済計画を立て、
「この水準なら大丈夫」というラインを自分で決めて家を購入してください。
ローン返済に充当する年間のトータル金額は年収の2割程度が限度といわれており、
2割を超えない範囲で設定することが望ましいでしょう。
年収に対するローン返済額の割合を大きく取り、良い物件を手にしたいという気持ちも
あるかもしれませんが、いざというときのことも考えておくことも重要です。
年収が低い20代のうちはスキルを磨き、年収アップしてから住宅の購入を目指すことも
悪くありません。
「ローン返済・完済年齢」を考える
住宅ローンを組む場合、年を取ると収入が減る可能性があるため、若いときにローンを組み、
できるだけ早く返済したいと考える方もいるでしょう。
では、家を買う際の適切な年齢としては何歳ぐらいが望ましいのでしょうか。
例えば、30歳で35年ローンを組んだ場合、返済完了は65歳です。
最近は定年を65歳ぐらいまで延長する会社も増えてきているため、
このケースであれば定年までに払い終わることになり、安心した返済計画を立てることができます。
そのため、会社の定年までにローン返済を終わらせたいと考えるのであれば、
30歳くらいでローンを組むことが理想的です。
多くの方は70歳くらいまでにはローン返済を終えたいと思うでしょう。
したがって、35年ローンを組む場合は、35歳が一応のリミットです。
もちろん、35歳以上で家を購入することも十分可能です。ただし、その場合は頭金を多めに
設定することをおすすめします。
頭金を多めに貯めてローン返済期間を短くするのか、頭金なしで長期間のローンを組んで
利息を払い続けるのか、いずれの選択をするかは個人の判断です。
おわりに
家を買うタイミングとしては、「定年を迎える65歳くらいまでにローン返済の目途がつくこと」
「年収の2割程度をローン返済に充当しても生活が成り立つこと」
「家族構成がほぼ決まっていること」。以上の3つの条件がそろっているときが
「購入タイミング」の1つの目安です。
家を買うタイミングと自分が描くライフプランを照らし合わせて、
ベストな購入時期を探っていきましょう。