マイホーム購入計画を立ててみよう!住宅ローンの資金計画立てかた編

マイホーム購入計画を立ててみよう!住宅ローンの資金計画立てかた編



憧れのマイホームで過ごす生活、誰もが一度は夢見るのではないでしょうか。しかし、実際にマイホームを買うとなると、土地や住宅費はもちろん、その他諸々の諸経費を併せて多額のお金が必要になります。
すでにマイホーム購入計画を立てて、将来に向けて貯金をしている方もいらっしゃるでしょう。ここでは誰もが憧れるマイホーム購入のための、資金計画の立て方をご紹介します。現在、資金繰りをしている方はもちろん、いつかはマイホームを手に入れたいと思っている方も、ぜひ参考にしてみてください。


1】自己資金を知る

マイホームの資金計画を立てるときは、はじめに自己資金を改めて見つめ直しましょう。月々の生活費と小中高・大学入学費用など子どもに掛かる教育費、不測の事態に備えた保険料など、生活に必要なお金はたくさんあります。老後の資金についても考えなければなりません。自分の収入とそれらの金額を照らし合わせ、マイホーム購入にどれくらいの資金を充てられるか計算してください。

自己資金を計算するときは、キャッシュフロー表を作成することをおすすめします。 キャッシュフローとは、家に出入りするお金の流れのことです。キャッシュフロー表は月々の収入と支出、そして人生の節目となるイベントに掛かる、まとまった支出を予測して作成します。どの時期にお金がどのくらい必要になるか、どのくらいの貯金ができるかなどを予想することで、頭金や住宅ローンの内容などの見当がつきやすくなるでしょう。


2】マイホーム購入費用を知る

自己資金を把握したら、次は自分が欲しい物件を購入するにはどのくらいの費用が必要になるかを知りましょう。まずは、建てたい地域の相場を調べることから始めてください。実際に、住宅展示場に足を運んだり、土地の下見をしたりするのは相場を調べた後です。最初に土地や建物を決めてしまうと、土地や建物に愛着が湧いて諦めにくくなり、無理なローンを組んでしまうことも少なくありません。

建てたい地域の相場を知った後は、住宅を購入した際に掛かる資金を計算してみましょう。住宅を購入する際、土地や建物の費用の他に、諸経費が住宅資金の10%前後掛かります。例えば、3,000万円の庭付き一戸建てを新築しようとした場合、実際は3,500万円程度の費用が掛かると考えた方が良いでしょう。
家を建ててからは、固定資産税や修繕費などが掛かることも忘れてはなりません。忘れがちなこれらの諸経費も含め、マイホームの予算を決めましょう。


3】住宅ローンを考える

自己資金を知り、自分が欲しい物件の費用が分かれば自ずと住宅ローンで必要な金額が明らかになります。
住宅ローンとは、土地や住宅を購入したり、リフォームしたりする際に、土地と家屋を担保にして金融機関から受けられる融資のことです。住宅ローンには審査があり、審査を通過しないとローンを組むことはできません。
一般的に、住宅ローンの頭金は物件価格の2~3割を自己資金で用意することが望ましいといわれています。十分な頭金を用意できないときは、マイホーム購入スケジュールを少し後ろ倒して、貯金に専念することも検討しましょう。無理に住宅ローンを借りて、返済ができなくなり、結局マイホームを手放すことになっては、本末転倒です。

また、住宅ローンを借りられる金額は、年収における返済負担率が大きく関わってきます。住宅ローンを扱っている金融機関のホームページでは、住宅ローンシミュレーションができるため、借入可能金額を知りたいときや返済計画を立てる際に利用しましょう。


最後に

マイホーム購入の資金計画を立てる際は、まず自己資金を把握し、建てたい地域の相場を調べ、そこから住宅や土地以外に必要な諸経費も考慮し、必要な金額を計算しましょう。そして、自身のキャッシュフロー表と照らし合わせ、どのようにお金を貯めればいいのか計画してみてください。
今回の記事を参考に、失敗のない購入計画を立て、夢のマイホームを手に入れましょう。

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